アートと言う概念

ネイルの世界に入った頃。

 

ネイルと言えば「ネイルアート」だった様な気がします。

そして爪を長くスタイリッシュに仕上げるスカルプチュア。

 

その頃はまだ、今でいう「カジュアルネイル」なるものも無く

ネイルと言えばゴージャスでエレガントなものでした。

 

私はその頃、今でいうカジュアルなアートが出来ないものかと

四苦八苦していました。

ジェルが世の中に浸透してきた頃だったけど

「欲しいグレイがない!」「ペンキの様な発色のジェルがない!」

「テクスチャーがゆるすぎてアートが滲む!」と、日々問屋さんとサロンの先輩ネイリストに

あれやこれやと聞いて回っていました。

 

そして独立後。

ジェルの種類も増えて、自由にいろんな商材を試すことができる様になって

その頃理想だったカジュアルなアートをお客様にご提案する日々。

当時のブログに毎日のアートを載せて発信していました。

 

そうする内に雑誌への掲載のオファーを頂く様になって

2年ほどコンスタントにカジュアルなネイルアートを提案する雑誌への掲載をさせて頂きました。

 

「カジュアルなアートをご提案したい」という思いでやってきたお仕事。

ただ、この頃から少しずつ「ネイル」に対する思いが変わってきていました。

 

今、ここまで来るまでに気持ちの葛藤の紆余曲折ありましたが。

結局私が行き着いた所は、質感やキューティクルの仕上がりやフォルム。でした。

 

ここではネイルに見出したメンタルに響く部分は割愛しますが

行き着いた先は分かりやすい「アート」ではなく、もっと深い部分の美しさでした。

 

一時期は、これまでサロンの売りの一つだった「アート」の「アート」な部分が

なくなってしまったらどうなるんだろう。

そもそもアートってなんなの?と、ぐるぐる考えた時期もあったのですが。

 

陶器やガラス食器や家具。その他いろいろな物に触れて感じて考えた結果。

「フォルム」や「丸み」や「曲線」。

「質感」や「エッジ」や「シャープさ」。

諸々全て「アートなんだな」と言うことに気がつきました。

 

自分の「ネイル」という先入観で悩まされた「アート」。

そのお陰で、今はもっと広い意味で「アート」の概念を持てるようになりました。

アートの本質と概念って奥深いなあと日々思うのでした。

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熊本市の湖のそばにある小さなプライベートネイルサロン KiccAnailキッカネイル です。一層残しでのデザインチェンジで爪の痛みを最小限に「あなたらしい」をデザインします。

深爪や噛み爪のお悩みや、ネイリストの方を対象にした個別レッスンなども受け付けています。どうぞお気軽にお問い合わせください。